この記事ではAmazonでアカウントBANをされるとどうなるのか?
についてお話していきます
という風潮がありますが実際にはどんな影響を受けるのか?
をAmazonで実際にアカウントBANされた私がBANの怖さをお伝えします
AmazonのアカウントBANとは「永久追放」だ
簡潔にいうなら
Amazonからの縁切りです・・・(笑)
というニュアンスの出来事です
実際、私はBANされたことがありますが本当に大変でした。。。
AmazonでアカウントBANされるとどうなるのか
- 入金の停止
- 出品できない
- 出品中の商品の出品停止
- Amazonからの永久追放
こ4つが課されます
入金停止は最低90日間
まず一番ヤバイのが「入金停止」です
どのくらい入金されないかというと最低90日間です。。。
特にクレジットカードで仕入れをしている人は支払いができなくなるので、アカウントBANは相当ダメージを受ける事になります
私がBANされた時は大体60万円程度の入金が凍結しました
まだ締め日まで時間がある状態だったので、凍結される金額は少額で済んだのは不幸中の幸いでしたが実際に90日間待つのって結構長いですよ・・・。
もし、サラリーマンをやっている人なら
なんて言われたら困るでしょ?
そんな感じです(笑)
出品できない・出品中の商品の出品停止
BANされた当時の私は家に納品前の商品も沢山ありましたし、FBA納品している商品数は100を超えていました
特にその時は中古家電のせどりをしていたので、1つ1つの商品がそこそこでかいし単価もそこそこな訳です
つまり
- 実質的に凍結している資金は60万どころではない
- 家に返送できるような量じゃない
ということです
ちなみに、中古家電でも多く扱っていたのは季節もの家電でした
BANされた当時は冬だったので
- 加湿器
- ヒーター
など
を取り扱っていました
アカウントBANになって落ち込んでいる期間や、これからどうしていくか考えたり、返送できるスペースを作ったりする期間すべてを合わせると
出品していた商品をすべて返送するには半年ほどかかりました
更に商品の値下がりも半端ではありません。
当然、夏に冬物家電が返ってくるのですから相場が安くなっています
なんとか全ての商品を売り抜ける事ができましたが
結局、入金凍結と、出品停止の影響により200万円くらいの損失をうけました。
Amazonからの永久追放→新規アカウント作れない
とAmazonのアカウントを新規で取得してみることにしました
がしかし、、、
Amazonでの以前の登録情報となにかしら同一人物だと判断されるとアカウントを開設した瞬間にBANされます
私は当時
家族の名義でアカウントを何度が作り直しましたが復活できませんでした
それが、
- 名前
- 住所
- IPアドレス
- 銀行口座
- クレジットカード
など
なにがダメでBANされているかはわかりませんが、結局作り直すことができませんでした
と今は思いますがその当時は
と思っていました
たぶん相当詳しい人でない限り、アカウントの複製は難しいです
そこで私は知り合いのAmazonアカウントをもらいました
↑まあこれ自体はいいことではないので賛否両論あると思いますが・・。
ちなみに私は
「毎月3000円」アカウント代として支払っていました
もし、BANされてしまったら復活させたり、試行錯誤するよりも、知人にアカウントを作ってもらうのが手っ取り早いと思います
と思うかもしれませんが
私は4年ほどアカウントを借りていましたが大丈夫でした!
ちなみに私が行ったのは
- Amazon専用のWIFIを契約
- Amazon専用のPCを購入
の2つです
基本的にAmazonにログインするのは決まったノートPCで決まったWIFIでログインするようにしていました
この理由は単純で
- IPアドレスを新規にする
- PCのキャッシュをなくす
ということが理由です
もちろん
とか
とか
とか
色々意見があると思うのですが、
新規で契約したWIFIで新品のPCなら自分が安心するでしょ?
それだけの理由で私は
- WIFIの新規契約
- 新品のPC購入
をしました
そして実際に4年間アカウントを安全に運用することができました
ちなみに4年後に自分の情報でアカウントを取得してみようとしましたが1時間足らずでアカウントBANされました
AmazonでアカウントBANされる理由は「無知」
AmazonでBANされる理由としては
「規約に違反してしまった」
というのが基本になります
と思うかもしれません
確かにその通りで、アカウントBANされる危険性があるのに規約違反をする方がおかしいんですよ
それは、健全にアカウント運用を行っているつもりだけど規約違反してしまっていた。
というのが一番多いアカウントBANの理由になります
↑これはあくまで出品規約の一例でしかありません。
他にもコンディションガイドラインや、禁止商品などもっと沢山の規約があります
この規約を熟読していてもアカウントBANされてしまう理由としては
- 分かりにくい
- 基準が曖昧
- 量がとても多い
というのが理由だと思います
これを全部完璧に理解して覚えるだけでも大変なのに、
「この商品はこの規約に当てはまるのかどうか」
なんてことは1商品ずつみていかないとわからないというのが実態です
なのでアカウントBANされる人のほとんどは
って感じだと思います
少し昔に中国系のアカウントで人気商品をとんでもなく安く販売する詐欺みたいなのが流行っていました
例えば定価32000円くらいのニンテンドースイッチを
15000円で新品で出品し、購入されても実際には商品を送付しない
という謎なことをするアカウントが急増しました
何故このようなことが行われたのかはわかりませんが、クレジットカードや個人情報を入手するためなのではないか?
と一般的には言われています
↑のような明らかに購入者をだますような行為をすればアカウントBANになるのは当然ですし、BANされるべきだと思います
しかし、AmazonでのアカウントBANのほとんどはこのように明らかな規約違反や詐欺を行っていない
と自信を持っている人がBANされてしまっているのが実態です
AmazonでアカウントBANされた時の実話
私は数年前にアカウントBANされていますのでその時のお話をします
理由は忘れてしまったのですが
イオンに行って、時間が余っていたんです
そこで私はイオンのドラッグストアに行きました。
するとワゴンセールがやっていたのでとりあえずAmazonとの価格差がないかチェックしました
家電量販店とかだと50%OFFって書いてあっても
ってことが多いのですが
ドラッグストアのセール品って本当に安くなっている物が多くて、ワゴンセールから数種類の利益商品を見つけることができました
私は家に帰ってからAmazonに出品しました
すると数日後
的なメールが届きました
と思いました(笑)
これって正直おかしいなと思うんですけど
AmazonではFBA禁止商品だったとしても、普通にFBA納品できてしまいます。
また、出品禁止商品やコンディションガイドライン違反の商品も普通に納品をすることができるんです
まず、摘発されたのは「血圧計」でした
ってかんじで、出品を取りやめました
ちなみにこの時はアカウントBANの恐怖を知らないので、全くアカウントBANを恐れてません
と余裕をかましていたわけです
すると数日後また
的なメールが届きました
次はうるおいマスク的な商品だったはずです
なんて思ってました。
そもそもFBA納品は1つの段ボールで複数の商品を送るので、納品自体は1度しかしていません
そこで
と思いTELしてみることにしました
なんて会話をしました
その約3日後・・・
なんて思いました。
今回はコンタクトの洗浄液的な商品だったはずです
しかし、今回は少しだけ様子が違います。。
的なメールまで一緒に送られてきていました
くらいに思ってよくよく読んでいくと
事の重大さに気付きました。
急いで「Amazon アカウントBAN」などで調べるとアカウントスペシャリストにメールしたらアカウントが復活する!なんて情報を見つけました
その情報を元に、アカウントスペシャリストに
というメールも送りましたが
時すでに遅し・・・。
みたいな自動返信しか返ってこない状態になりました。
AmazonアカウントでBANされない為にはどうすればいいのか?
Amazonからの警告を受けたら全ての出品を停止する
もし、警告のメールが届いたらまず、Amazonでの出品を全商品停止しましょう。
私の事例のように、
1つの商品を警告→改善
を繰り返してしまうと、3回目でアカウントBANされてしまいます。
ちなみにAmazonのアカウントBANはよっぽど悪質でない限り、1発BANはありません。
一般的には3回目にはBANされると言われています
なんて意見もあると思いますが
一時的な赤字orAmazon出品アカウントの永久追放
どっちがいいですか?
間違いなく一時的な赤字の方がマシでしょう
そして、出品を停止したら問題を調査します
出品している商品すべてを調査する必要があります
これの調査方法は効率がいい方法があればいいのですが・・・。
一個一個手作業で規約と照らし合わせて出品に問題がないのかを確認する必要があります
これは相当疲れる作業だと思いますが、アカウントがBANされることを考えたらまだましです。
場合によっては
とAmazonカスタマーに出品をしていい商品なのかどうかをTELで確認するのも良いと思います
ものすごく忍耐力がいると思いますが頑張りましょう
って人は
仮に赤字になったとしても今ある全ての商品をヤフオクまたはメルカリで販売する
というのがいいかと思います
一応原因追及だけ行い、
という再発防止策を立てられたら今ある商品を全てヤフオクまたはメルカリで出品しましょう。
AmazonのFBAはAmazon以外にも送付することができます
なので、すでにFBA倉庫に商品があるのならば、そこからヤフオクやメルカリでの購入者に送ってしまいましょう!
恐らく、Amazonよりも安い値段での販売になると思うので、想定していた利益が下がったり、赤字になったりすることもあると思いますが
という気持ちで頑張って下さい
Amazonの規約をAmazonカスタマーの人以上に詳しくなる
私の事例から分かるように、Amazonカスタマーの人が
なんて言っていても実際にはアカウントBANされる事があります。
AmazonカスタマーはもちろんAmazonの事に詳しいのですが、アカウントの事になると部署が違う為全く分かりません。
- 操作などの専門家→カスタマー
- アカウントの専門家→アカウントスペシャリスト
ちなみにアカウントスペシャリストはメールでの問い合わせのみです
もうこればっかりは会社の体制なのでどうしようもありません。
それならあなたはどうすべきか?
という部分ですが
これだけです
方法としては異常者のようにAmazonの出品規約にかじりついて覚えるしかありませんが・・・。
とにかく隅から隅まで読みましょう
って方は最低限以下の記事だけは読んでおいてください
内部リンク予定
AmazonでのアカウントBANの事例を知る
AmazonでのアカウントBANがどんな場合に起こっているのかをリサーチすることも大切です
リサーチの方法としては
Twitterを利用しましょう
- Twitterを開く
- 検索窓に「Amazon 閉鎖」と入力
- 最新のタブを開く
- 毎日どんな人が閉鎖されているのかをチェックする
これをするだけでだいぶ変わってくるはずです
また、私の方でも閉鎖事例の記事などを作成していこうと思いますが、やはりリアルタイムで閉鎖されている人の情報が最強です
これは自分のアカウントを守るために必須な仕事だと思います
販路を増やす
販路を増やすというのはもう非常に根本的な話です
Amazonだけの売上で生活していたらもしBANされたらどうしますか?
もしかしたらBAN以外にもなにかしら入金されないトラブルが起きる可能性だってあります。
例えばですが、Amazonで1000億円を超えるハッキング事件が起きたりしたら、売上金の出金をAmazonが停止するかもしれませんよね?
基本的にはBANもされませんし、トラブルも発生しないと思います。
ただ、数年、数十年に一回とんでもないことが起きる可能性は結構高いと思います
そんなときに、Amazonだけの売上で本当に大丈夫ですか?
これは転売やアカウントBANという話だけに限らず、常に依存しないようにする。
この考え方を持って行動してくださいねというのが伝えたいことです
1つに依存するということはその分リスクが高まるわけなので、Amazonだけの売上にするのではなく、
- 同じくらいの価格で売れるならヤフオクで売るとか
- ヤフーショッピングや楽天市場での出店もしてみるとか
色々自分なりに工夫して売上金を様々なところに逃がす工夫をしてみて下さい
まとめ AmazonでアカウントBANされるとどうなるか
AmazonでアカウントBANされる人のほとんどは
「悪い事をしてやろう!!」としたわけではなく、「知らなかった」からBANされています
また、Amazonには「知らなかった」は通用しないですし、謝罪メールを送ってもほとんどの場合はアカウントが復活することはありません。
BANされると以下の4つのダメージを受けることになります
- 資金凍結
- 出品停止
- 出品中の商品の出品停止
- Amazonからの永久追放
特に資金凍結はマーケットプレイス保証にのっとって、90日以上資金凍結されるので相当大変な事になります
アカウントBANされない為には以下の4つを行うのが良いです
- Amazonからの警告を受けたら全ての出品を停止する
- Amazonの規約をAmazonカスタマーの人以上に詳しくなる
- AmazonでのアカウントBANの事例を知る
- 販路を増やす
閉鎖されたけど復活したい場合は
- 友人に出品用のAmazonアカウントを作成してもらう
- 新しいPC購入
- 新しいWIFI契約
- そのPCとWIFIをAmazon専用として使う
この4ステップできっと復活できるはずです。
正直めんどくさいですし、本来永久追放された人間が別の人間に成りすまして出品を行っているわけなので、賛否両論あると思います
私もいいことだとは思いません
しかしこの方法で私はアカウント復活をして4年間運用できたので本当に困っている方はこんな方法もありなのかな?と思います
とにかくAmazonのアカウントBANとは非常に厄介で、とても大変な事になりますので、自分の身は自分で守れる知識を身に着けてくださいね!