「小売価格で仕入れをしてなんで利益でるのさ?w」
せどりで利益が得られるなんてのは半分以上嘘の世界だと思ってませんか?
僕も最初先輩からせどりについて話を聞いた時には
「いやいやwwwイオンで1000円で売ってるものをわざわざネットで3000円で買うやつなんかおらんでしょwww」
と言ってました。。w
しかし、せどりで利益を得るということは実際に可能です。
この記事では
せどりはなんで小売り価格で仕入れをしているのに利益が出るのか?の理由
を解説していきます。
この記事は新品商品だけにスポットを当ててます。
この記事では
- イオンで1000円の商品をAmazonで3000円で買う人が存在する理由は?
- 利益が欲しいはずの小売店が安く販売する理由とは?
- せどりで利益が取りやすい商品はこの3つ
についてお話していきます。
この記事はせどり・転売とは講座 VOL6です
イオンで1000円の商品をAmazonで3000円で買う人が存在する理由は?
これはあくまで例ですが
- イオンで1000円で購入
- Amazonで3000円で販売
- 2000円の利益(手数料・送料は無視)
ということを前提としてお話します。
これ正直意味不明ですよね?w
だって自分でイオンに買いに行けばいいのにわざわざ3倍の値段で売ってるAmazonで買うんでしょ?
実はこれは世の中で3000円で売られているものがイオンで1000円(格安で)で売られているという事なのです。
世の中で1000円の物がAmazonで3000円ならそれは転売です。
「なるほど・・・。ということはAmazonが高いんじゃなくてイオンが安いんやね?」
「でも、それならやっぱりみんなイオンで買えばよくね?」
となりますよね
イオン(安い店舗)で買わない理由はイオンが安いことを知らないからです
例えばあなたはipadが欲しいとしてどのくらいの店舗数の値段を確認するでしょうか?
普通の人であれば、ネットで検索してどこか一店舗に行って、ネットより安いなら買う。とかこのくらいじゃないでしょうか?
でもipadが売られているのって1店舗だけでもなければネットだけでもないですよね?
つまり、一つの商品でも販売店全ての販売価格を網羅的に入手するというのはとんでもなく困難なことなのです。
せどりをしている人はその網羅的な検索を日々行うことになりますが、一般的な人達は一つの商品を買うのにそこまでのリサーチは行いません。
つまり、
- みんなイオンが安いと知ってて、イオンに行けるのであればイオンで買うにきまってる
- でも、イオンが安いと知らないからAmazonで買ってる
ということです。
利益が欲しいはずの小売店が安く販売する理由とは?
先ほどの例では
「イオンが安いことは分かった。でもなんでそんなに安く売る必要があるの?」
と思いませんでしたか?
この章では小売り店が安く販売する理由を解説していきます!
まず結論としては
- 供給過多になってるから
- 目玉商品を販売するから
という2つの理由があります。
せどりで利益がでる理由は供給過多になっているから
まず、供給過多について解説していきます。
供給過多とは買いたい数より売りたい数の方が多いことを指す
つまり供給過多とは売れ残ってる状態です。
「いつかは売れるんだし、安く販売する必要ないんじゃないの?」
と思うかもしれませんがそうも言ってられない理由があります。
それは在庫保有コストがかかるからです。
在庫を保有するのはタダじゃないということです。
具体的には
- 人件費
- 家賃
- 資金凍結
など
が在庫保有コストに当てはまります。
例えば、
- 仕入が1000円→販売値が2000円だとします
- 1商品当たりの1日のコストが5円だとします
- 200日売れない事で利益は無くなります
- 201日目からは-5円ずつ加算されます
このような状況は苦しいですよね?
では201日目に突入する前に売り抜けてしまいたい!
と考えるのが普通です。
そこで一番簡単に売れる方法が値引きです。
場合によっては仕入れ値の1000円を下回ったとしても販売するということもあります。
つまり、供給過多=売れ残った商品は値引きして売られるということです。
せどりで利益がでる理由は目玉商品を販売するから
供給過多になっているという以外にも
目玉商品を販売するからというのがあります。
そもそも目玉商品を置く理由としては
「全部Amazonより高かったら店内おもしろくないですよね?」
値段ではインターネットで勝てない部分があるけど、特定の商品だけをインターネットより安く販売することでお客さんに面白みを与えてるんです
目玉商品の販売の流れとはこのような感じです。
- 目玉商品を作る
- 「うちはこの商品がこんなに安いですよ~」って宣伝
- その商品は売れなくて良い
- 来客が増えればそれで良い
- 来店してくれたお客さんに利益が出る他の商品を販売する
- 結果的には利益が出てる
こういった目玉商品の「おひとり様1個限り!」みたいな商品は利益が得られることも多いです。
せどりで利益が取りやすい商品はこの3種類
- 金額が高い商品
- 物理的に大きい商品
- 金額が高い×物理的に大きい商品
金額が高い商品が安く販売されやすい理由は
その商品が売れなかった時に凍結されてしまう資金額が大きいからです。
金額が高い商品となると、あまり在庫を持たない場合が多いので一概に安くなりやすいとも断言できません。
物理的に大きい商品が安く販売されやすい理由は
「場所とるし手間とるし」在庫保有コストはとても大きくなるからです。
- 場所を取る→家賃かかる
- 手間を取る→人件費がかかる
金額が高い×物理的に大きい商品が安く販売されやすい理由は
これは上記で説明したことを掛け合わせているだけですが・・。
- 資金が凍結される
- 場所をとる
- 手間をとる
からです。
例えばプリンターなどは結構安くなりやすいと思います。
私は家電量販店でせどりの仕入をするときは一番最初にプリンターを調べます。
場合によっては20個くらい在庫が残ってたりするので
一撃で
- 30万仕入れ
- 6万利益
なんてこともありました。
でも、「いやいや、エアコンとか冷蔵庫とかの方がでかいし単価も高いでしょ?」
と言いたいですよね?
それ少し違うんです。
何故かというと店舗にストックがない場合がほとんどだからです。
エアコンを自分で担いで持って帰ってる人を見たことありますか?w
少なくとも私はありません。
やはり後日配送・取付になると思います。
そうなると
- 店舗に在庫を置かなくて良い
- 場合によっては店舗で売れてからメーカーに発注する
などということができるため、
在庫保有コストはほぼない状態になるんです。
それに引き換え、プリンターは店舗に在庫があるだけが販売できる上限となるはずです。
別の倉庫から発送することや売れてからメーカーに発注するのではなく、その日に会計をしてその場で渡すというのが当たり前の商品です。
なので、プリンターは安くなりやすいということです。
まとめ:せどりで利益が出る2つの理由!新品商品を小売り価格で仕入れる?
まず、せどりで利益は出ます。
それは今のインターネット相場よりも安く販売されることがあるからです。
それは
- 供給過多=売れ残り
- 目玉商品の販売
が原因です。
小売店から小売り価格で仕入れをするなんておかしい話ですが実際には成立するということです。
ただ、念押しで言っておきたいのはよくいる詐欺師のようにせどりは楽ショーで儲かるよ!みたいなことはいうつもりはありません。
確かに成立しますが、小売店も必死で利益を求めているわけなので、いつもいつも赤字で商品を販売しているわけないんです。
沢山リサーチをしていけば利益は得ることができるというお話でした
この記事はせどり・転売とは講座 VOL6です
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